ビハイアパワハラ事件 朝日新聞の裁判記事の取材姿勢の異常さを考えました。読売新聞社などと比べても不自然。

朝日新聞ビハイア

朝日新聞は裁判の記事としてきちんと精査をしたのか?司法記者のルールから逸脱していると私たちは感じました。前回書いたブログは朝日新聞の記事自体がおかしいという記事でした。今回はその記事を書いた取材の姿勢自体がおかしいのではないか?という事を考えてみました。今回のブログに使う資料はネットに上がっている「東京弁護士会の特集記事 座談会 司法記者は語る」と清水有高の記者会見動画を参考にします。

「生きてるだけで迷惑」女性自殺、社長をパワハラで提訴

https://www.asahi.com/articles/ASLBK46HZLBKULFA00P.html

この記事の取材姿勢のおかしさについて調べました。

座談会 司法記者は語る

https://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2012_09/p02-19.pdf

続 座談会 司法記者は語る

https://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2015_09/p02-20.pdf

この記事の中で石原さん(東京弁護士会副会長)と森下さん(読売新聞社司法記者)和田さん(毎日新聞社司法記者)のやり取りがあります。

司法記者2019-06-04 203007png

石原さん「民事事件の場合、訴訟提起の際の記者会見は、原告側の一方的な主張なわけですが、記事にするかどうかはどのように判断するのですか」

森下さん「そういうときは、両方の当事者に話を聞いて判断します」

石原さん「例えば新しい分野の訴訟のような場合には、皆さん興味を持たれるんですかね。記事にして相手に打撃を与える目的かどうかなどは見分けがつくわけですか。」

和田さん「話を聞いていても内心これはもう完全にアピールだなと言うのは・・・」

石原さん「わかるわけですよね」

和田さん「冷たい視線になってしまいますよね」

このように東京弁護士会副会長と司法記者の人たちが語っています。

東京弁護士会副会長の石原さんがこう聞いていて

「民事事件の場合、訴訟提起の際の記者会見は、原告側の一方的な主張なわけですが、記事にするかどうかはどのように判断するのですか」



読売新聞社の司法記者の森下さんはこう言っています。

「そういうときは、両方の当事者に話を聞いて判断します」

多分朝日新聞の記者はこのルールを守っていないでしょう。裁判の取材なのに何も守っていない。その根拠は清水有高の記者会見動画の岩井信弁護士の発言にある。清水有高記者会見動画の冒頭4分58秒頃に岩井信弁護士がこのように言っています。

清水有高記者会見動画

記者会見20190604203737

「清水さんが訴状を受け取ったのが2018年12月の11日頃」

これは聞いているとさらっと流してしまうけども朝日新聞の記事のおかしさが際立つ一つのポイントだと思います。

記者会見が2018年10月17日。朝日新聞の記事が2018年10月17日22時08分にアップされています。これを見る限り清水有高に朝日新聞は取材を尽くしたとは言えないでしょう。そもそも訴状が清水有高に届いてないのにどのように取材をするのでしょうか???

「朝日新聞が取材の際に訴状を渡せばいいじゃないか」

こう考えた人は裁判の資料、新聞社の守秘義務性を何もわかってないと思います。もし朝日新聞の記者が清水有高に裁判の訴状を裁判所から届く前に取材のために勝手に渡していたら「解雇」されてもおかしくないルール違反だと思います。それくらい守秘性の高い書類です。

記者会見が行われた      2018年10月17日

朝日新聞の記事がアップされた 2018年10月17日

清水有高に訴状が届いた    2018年12月11日頃

これでどのように東京弁護士会で語られてるように「両方の当事者に話を聞いて判断した」と言えるのでしょうか。訴状は届いてない、記者会見の内容もわからない。だけど取材させてほしいなんていうのは「両方の当事者に話を聞いて判断した」ととても言えないと思います。それとも朝日新聞は組織的にこのようなことが許される新聞社なのでしょうか。さすが朝日珊瑚虚報新聞です。

現にここで冷静な意見を述べている森下さんの所属する読売新聞社はビハイアパワハラ事件を一切取り上げていません。産経新聞も載せていません。日本経済新聞も載せていません。本当に「清水有高のせいで女性が死んだ」ならそもそも刑事事件ですがそれはありえないです。でも原告の一方的な主張とは言えたくさんの証拠が添付されていたら産経日経読売もビハイアパワハラ事件を取り扱うと思いませんか?これらは一切取り上げていません。

私たちは初めて司法記者の仕事を勉強しましたが、勉強すればするほど朝日新聞のビハイアパワハラ事件の報道はルールを逸脱してると感じます。

続 座談会 司法記者は語る こちらでも興味深いことが書かれています。

https://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2015_09/p02-20.pdf

司法記者2019-06-04 203022png

こちらでは東京弁護士会広報室の西川弁護士、共同通信社橋本司法記者、毎日新聞社和田司法記者、日本放送協会中島司法記者がこのようなことを言っています。



西川さん 昨今はネットでたたかれるというようなこともありますので,取材には協力するけれども,名前を出さないでほしいというのは,対応していただけるものでしょうか。

橋本さん 弁護人や代理人の場合,基本的には名前は出さないですね。

中島(俊)さん 「皆さんのご意向を踏まえてこちらで判断します」と言うかもしれないですね。結果的に出さないケースももちろんありますが。

和田さん 伏せてほしいという要望に対してはかなり応えている方なのかなと。ただ例えば,逮捕された容疑者や起訴された被告人の名前は伏せてほしいというのはさすがにできませんが。ただ,そういう場合でも伏せてほしいと要望があれば,理由によっては「ちょっと検討します」ということにはなると思います。

橋本さん 名前を出すときは,名前を出しますけどいいですかというのは聞きますね。

朝日新聞の記事には「ビハイア」と書いてある。清水有高が「訴状届いてないから何でうっ立てられているのかわかりません。だけど名前は出してOKです」と言ったのでしょうか?おそらく朝日新聞の記者はビハイアにまともに取材もしてません。そもそも訴状が届いていません。両方の意見なんて聞いてもいません。取材は尽くしてないと思います。それで勝手に実名を出したのです。

これが朝日新聞のルールなのでしょうか?今回勉強した資料だけでも「裁判記事」というのはものすごく丁寧に慎重に書く必要があるということがわかりました。朝日新聞は記事の内容もおかしくて矛盾に満ちてるようにおもえますけど、そもそもの取材姿勢自体もおかしいと思います。

私たちはブログを書く際に必ず「裁判所の資料」「当事者に質問した事(無視された事実も含む)」「関係者からのメール」「登記簿謄本、信用情報などの資料」を基に書きます。なぜなら人の死が絡んでいる事だからです。最低でも偽造しようがない書類や両方の当事者の話を聞かずにブログを書くのはおかしいと思っています。

司法記者、裁判記事のあり方については一定のルールがあるはずです。それについて勉強したいと思います。私たちがこれをメデイアに踊らされるままならますます朝日新聞は慎重に記事なんて書かなくてもいいや、となるのではないでしょうか。そうすると私たちはちゃんとした真実にたどり着きにくくなります。それはあまりにも恐ろしいです。

最後におかしいという点を書きます。「パワハラ 提訴 ニュース」で検索するとこのように記事が出ます。

パワハラ 提訴 ニュース

パワハラ・未払い…比女性が提訴|NNNニュース – 日テレNEWS24

http://www.news24.jp/nnn/news16301860.html

これは訴えられた団体名もパワハラの被告の名前も出ていません。

セクハラ・パワハラで県を提訴|NHK 長崎県のニュース

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190530/5030004055.html

これは訴えたのが公的機関の長崎県庁なので組織名はでています。でも被告の名前は出ていません。

「どのツラ下げて来てんのか」「(会社に)謝るんだよ」 ディズニーランドの …

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1903/26/news113.html

これは大企業のディズニーランドを運営してる会社なので社名はでています。でも個人名はでていません。

「体重貼り出し」「長時間労働」…30歳女性がパワハラ自殺と遺族が提訴 …

https://www.fnn.jp/posts/00044969HDK

これは薬局でパワハラがあって自殺されたというニュースです。パワハラで訴えられた社名も個人名もでていません。

ただ一つ、社員6人のビハイアだけ朝日新聞は実名で報道しました。これは組織的なルール違反ではないでしょうか?

ネットで人の死をまるでエンターテイメントのように裁判所の資料も確認せずに好き放題書いている人たちこそ「莉加さんの死」に加担したのではないかと怒りを感じるくらいです。莉加さんの死に加担していないにしろ人が死んでいる事実を目の前に裁判所の資料も確認せずに好き勝手書くのはおかしくないでしょうか?

私たちは清水有高の味方ではありません。ただし、莉加さんは清水有高に感謝をしていました。しかしもちろん、見えないところで何かされていたのかかもしれません。でも、大下周平が言うように「清水有高の責任100%」というのはどう考えても不自然だと感じるのです。誰かが死んだときに100%誰かの責任ならそれは殺人です。刑事事件です。

友人として大下周平からの行為を相談を受けていたのになにもできなかった私たちにも責任はあります。親御さんにもあるでしょう。清水有高にもあるかもしれませんし大下周平にもあるかもしれません。莉加さんがレイプされたという中学、高校、大学時代、社会人時代の人たちにも責任はあるかもしれない。でもそれは誰か100%ではないはずです。この莉加さんの死はあまりにもおかしな報道をされていて私たちはその原因をきちんと探りたいのです。

参考

ビハイアパワハラ事件。現時点で私たちが不自然だと思う大下周平さんのことについて。

https://niwareiko207.blog.fc2.com/blog-entry-283.html

「生きてるだけで迷惑」女性自殺、社長をパワハラで提訴

https://www.asahi.com/articles/ASLBK46HZLBKULFA00P.html

清水有高記者会見動画

https://youtu.be/A4n-MhYkQk8

座談会 司法記者は語る

https://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2012_09/p02-19.pdf

続 座談会 司法記者は語る

https://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2015_09/p02-20.pdf


1 COMMENT

コメントを残す